1 :名無しさん@おーぷん 20/01/23(木)18:51:06 ID:GJp
本拠地、両国国技館で迎えた初場所

元大関の高安は負け越し、琴奨菊も勢いを見せず惨敗だった

国技館に響くファンのため息、どこからか聞こえる「貴景勝の1人大関だな」の声

無言で帰り始める元大関たちの中、かつての全勝優勝大関豪栄道は独り風呂場で泣いていた

昨年の優勝で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できる大関互助会・・・

それを今の互助会で得ることは殆ど不可能と言ってよかった


「どうすりゃいいんだ・・・」内川は悔し涙を流し続けた


どれくらい経ったろうか、豪栄道ははっと目覚めた

どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい風呂の感覚が現実に引き戻した

「やれやれ、帰って四股踏みをしなくちゃな」豪栄道は苦笑しながら呟いた

立ち上がって伸びをした時、豪栄道はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」

ベンチから飛び出した貴景勝が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった

千切れそうなほどに座布団が振られ、地鳴りのように豪栄道コールが響いていた

どういうことか分からずに呆然とする豪栄道の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた

「豪栄道、取り組みの時間だ、早く行くぞ」声の方に振り返った豪栄道は目を疑った

「た・・・高安?」  「なんだ豪栄道、居眠りでもしてたのか?」

「て・・・照ノ富士?・・・今は幕内じゃないはず・・・?」  「なんだ豪栄道、かってに照ノ富士を十両扱いしやがって」

「稀勢の里・・・」  豪栄道は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた

1番:琴奨菊 2番:武双山 3番:千代大海 4番:魁皇 
5番:照ノ富士 6番:内川 7番:琴光喜 8番:把瑠都 9番:豪栄道

暫時、唖然としていた豪栄道だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった

「互助会だ・・・互助会がいるんだ!」

妙義龍から塩を受け取り、土俵へ全力疾走する豪栄道、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌場所、関脇に転落した豪栄道が発見され、高安と荒磯親方は支度部屋で静かに息を引き取った




4 :名無しさん@おーぷん 20/01/23(木)19:29:09 ID:4PC
そうかあ…



2 :名無しさん@おーぷん 20/01/23(木)18:52:44 ID:5oW
アカンかったかあ



3 :名無しさん@おーぷん 20/01/23(木)19:28:14 ID:enl
朝の山が無理矢理大関になりそう



5 :名無しさん@おーぷん 20/01/24(金)02:24:15 ID:Z80
貴景勝「おーい、高安ー?」

貴景勝「おーい、栃ノ心ー?」

貴景勝「おーい、豪栄道ー?」