1: 名無しさん@おーぷん 2018/11/24(土)09:10:14 ID:2iH
乗客「うるさいですね……」モグモグモグ
ワイ「あ、あぁ~ッ!」 キモチガワルイーッ!
乗客「はい、今日の食事は終わり。お疲れさまでした」
ワイ「うぅ……あ、ありがとうございました……」

数時間前、念願の高速バスで東京に遠出したのだが、『高速バスの中でおいしいものを胃袋に入れると皆満足するのでは』という懸念の声があり、結果、ほかの乗客ちゃんが定期的にコンビニのプレミアムなカレーをパクパクしてくれるようになった。
しかし乗客ちゃんはなんだかワイのことがキライみたいで、いつもいつも徐ろにカレー、サワークリームオニオンポテチ、おにぎり、コーンスープ、キムチ、からあげ棒パクパクして、すぐにでもオウトシタイなのだった。

2: 名無しさん@おーぷん 2018/11/24(土)09:10:43 ID:2iH
ワイ「トホホ……乗客ちゃん関係ないのに刺激物パクパクはキモチワルイなんだから……あーあ、どうにかして乗客ちゃんのお食事モグモグを臭くなくて気にならないものにしてもらえないかな~、ん?」

夜行なのに乗客ちゃんの席からにおいが漏れている。

3: 名無しさん@おーぷん 2018/11/24(土)09:10:58 ID:2iH
乗客「よいしょ……よいしょ……」

ワイ(じ、乗客ちゃんが、自分の席でスチームであっためる牛タン弁当を相手にお食事モグモグの準備をしている!?)

乗客「ふぅ……こんなものですかね……。もっと気持ち悪くなってもらえるように頑張らないと……」

ワイ「乗客ちゃーん!」 バターンッ!

乗客「ひゃあッ!?」

ワイ「じ、乗客ちゃーん! ごめんよーッ! 乗客ちゃんは毎回バスに乗る度にお食事もぐもぐの準備してたのにワイはそんなことも知らずに……ッ!!ハフッ!ハフッ! 牛タン弁当のあったかごはんいいお味!」

4: 名無しさん@おーぷん 2018/11/24(土)09:11:13 ID:2iH
乗客「ど、ドサクサにまぎれて弁当を食べないでください!」

ワイ「ご、ごめんね乗客ちゃん……!」

乗客「べ、別に、夜行でお食事もぐもぐ準備するくらい普通です……。それが私の習慣なんですから……。それに、私は大食らいで、あんまり弁当ひとつじゃ満足できないから」

ワイ「そ、そんなことないよ! 乗客ちゃんのその食欲だけでワイは十分ポンポン気持ち悪いんだよ! あっ、そ、そうだ! 乗客ちゃんおてて出して!

乗客「こ、こうですか?」

ワイ「そう! それじゃあ今からオウトーするからね! チノちゃんのやわらかおててにゲッボォするからね! ちゃんと受け止めてね!」

乗客「えっ、えっ?」

ワイ「ウオーッ! 乗客! ぷにぷにおててに出すぞ!」オエッゲボッゲエッーッ!

乗客「ひゃあッ!」ビシャーッ

6: 名無しさん@おーぷん 2018/11/24(土)09:11:42 ID:2iH
ワイ「くっ、ふぅ……! す、すっごい濃いのが出たぁーッ!」

乗客「ほんとうです……で、でもなんで……?」

ワイ「それはね……乗客ちゃんの気持ちが、ワイに伝わったからだよ! 乗客ちゃんの他人を顧みない傲慢さがね!」

チノ「私の傲慢さ……」

ワイ「そう! だから、自分の食事なんて、二の次なんだよ! お食事もぐもぐは、バスの中でにやってもらうより、降りて現地にてやってもらうのが一番気持ちいいんだよ!」

チノ「す、すきやきって……はわわ……あ、あの……もうちょっとだけ、食事に付き合ってもらってもいいですか?」

ワイ「もちろん!」

その後、ワイは一晩中乗客ちゃんのおててに嘔吐を続けて次の日の朝は起き上がれないほど疲弊していた。でもまぁ、その日以来、バス中食事をされるとき乗客ちゃんが耳元で「カレーです」とつぶやいてくれるようになったので結果オーライ! 終わり

7: 名無しさん@おーぷん 2018/11/24(土)09:12:22 ID:zuK
関係ないチノちゃんがゲロぶちまけられててヒアイヒアイなのであった

11: 名無しさん@おーぷん 2018/11/24(土)09:14:42 ID:3dT
吐しゃ物を手に受け止めるためだけに登場するチノちゃん

8: 名無しさん@おーぷん 2018/11/24(土)09:12:25 ID:jGQ
わかりみが深い

12: 名無しさん@おーぷん 2018/11/24(土)09:15:41 ID:zZS
冷えたコンビニおにぎりは勘弁してくれや
そんなに匂わんやろ

引用元
ワイ「じ、乗客ちゃん!バスの中で食べ物食べないで!」