1: 名無しさん@おーぷん 2018/10/04(木)23:18:28 ID:1xG
本拠地、東京ドームで迎えた横浜戦
リリーフ澤村が大量失点、打線はそこそこ奮闘するも惨敗だった。
ドームに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年もBクラスだな」の声
無言で帰り始める選手達の中、監督の高橋由伸は独りベンチで泣いていた。
大学時代や現役時代に手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今の巨人で得ることは殆ど不可能と言ってよかった

「どうすりゃいいんだ・・・」由伸は悔し涙を流し続けた

どれくらい経ったろうか、由伸ははっと目覚めた。
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ。冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って今後のことを考えなくちゃな」由伸は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、由伸はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」

ベンチから飛び出した高橋が目にしたのは、神宮球場の外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに傘が振られ、地鳴りのように東京音頭が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする由伸の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた

「高橋、守備練習だ。早く行くぞ」声の方に振り返った由伸は目を疑った
「稲葉さん・・・!?」
「ナンダヨシノブ、居眠リデモシテタノカ?」
「ラ・・・ラミレス監督?」  「なんだ高橋、かってにラミレスを引退させやがって」
「古田さん・・・」  由伸は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた

1番:真中 2番:宮本 3番:高橋由 4番:ペタジーニ 
5番:ラミレス 6番:稲葉 7番:古田 8番:岩村 9番:石井一

暫時、唖然としていた由伸だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった

「野球ができる・・・野球ができるんだ!」

飯田からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する由伸、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ベンチで冷たくなっている高橋由伸が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

2: 名無しさん@おーぷん 2018/10/04(木)23:24:59 ID:k2b
野球ができるってだけで嬉し泣きするあたり闇が深い

4: 名無しさん@おーぷん 2018/10/05(金)00:16:05 ID:Z3y
悲しいなぁ

3: 名無しさん@おーぷん 2018/10/05(金)00:04:54 ID:EZ4
誰がセカンド守っとんねん

8: 名無しさん@おーぷん 2018/10/06(土)11:12:51 ID:4SD
>>3
岩村アカンか?

6: 名無しさん@おーぷん 2018/10/05(金)00:34:21 ID:Sw8
家族に人生の全てを狂わされた男

5: 名無しさん@おーぷん 2018/10/05(金)00:32:28 ID:jQ1
夢で理想がかなって良かったね
なお現実

7: 名無しさん@おーぷん 2018/10/05(金)01:06:28 ID:Gsw
とりあえずお疲れ様

引用元
高橋由伸「どうすりゃよかったんだ……」